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非球面ハイブリッドレンズ

非球面ハイブリッドレンズとは?

非球面ハイブリッドレンズとは、従来の球面ガラスレンズに特殊ポリマー樹脂層を接合・モールド成形し、 非球面を形成したレンズです。

特長

従来のガラスレンズが持つ「高屈折率」「優れた表面硬度および温度安定性」「分散率の選択幅が広い」「球面形状の自由度が高い」という優れた特性を備えつつ、より低コストかつ高精度な非球面プロファイルを実現。形状や材料が制限されるガラスモールド非球面や、材料および温度特性に限界があるプラスチック非球面では得られない効果が期待できます。
用途としては、球面収差を抑えてNAの改善を図る・歪曲率の補正・新しいズーム解など、球面レンズだけでは達成困難な光線収差の補正に最適です。

特殊ポリマーについて

非球面を形成する特殊ポリマーには、「透明性」「硬度」「ガラスとの接着性」に優れ、かつ ガラスとの膨張係数の差による「温度ひずみ」を極力抑えたものを採用しています。 低収縮性の紫外線硬化型樹脂ですので、高精度な非球面を短時間かつ常温の安定したプロセスで形成することが可能です。

大口径 非球面ハイブリッドレンズ

従来の大口径球面加工技術を応用し、独自の成形プロセスと大口径非球面ハイブリッドに最適なポリマーを開発。最大φ100mmまでの成形が可能になりました。